みなさんこんにちは。
松浦です。
何もすることがないときは、
言葉と一緒に、
散歩のような、旅のようなお出かけをします。
たとえば、1冊の本と、1杯のコーヒー。
もしくは、1冊の手帳と、1枚のクッキーとか。
本を開けば、ふわっと扉が開いて、どこかへ旅の出発です。
言葉に驚いたり、わくわくしたり、夢中になったり。
手帳を開けば、思いや考え、忘れたくないことや、
心から湧いてくる気持ちを、言葉にして書き留めます。
違いは読むことと書くこと。
午後に静かな場所で、すわり心地のいい椅子をみつけて、
いい短編をひとつ、ゆっくりと読んだり、
ふと思いつく気持ちを自由に綴ってみたり、
いろんなことを考えたり、感じたり、思ったりと、まさに旅。
そんなふうに一人の時間を持つことができたら、
その日はいつもと違った一日になるのです。
乾いたこころが潤うのと同時に、
ありふれたいつもの景色が物語の1篇のように思えてくる。
そうそう、忘れていました。
いつだって旅の主人公は自分なのです。
大切なことですね。
読んだり書いたりすることって。
なんて豊かなことだろうと思うのです。
それではまた。
今日もていねいに。