坂本先生の
就活お悩み相談室

WEBグループワークの受かり方

WEBグループワークの受かり方

WEBグループワークとは…

コロナ禍で、WEB面接に加えて、WEBグループワーク(WEBグループディスカッション)を行う企業が増えてきました。
これは、ZoomやGoogle MeetなどのWEB会議アプリケーションを使い、学生5人から10人程度に、テーマを与えてグループワークをさせ、様子を観察して、参加者を評価する選考です。

WEBグループワークと対面型グループワークとでは、やり方や配慮すべき点が異なります。
ZoomやGoogle Meetの使い方や注意点も知っておく必要があります。また、IT系企業を中心に、Googleスライドやパワーポイントでの資料作成、プレゼンテーションを課す企業も見られます。

以下のことに注意してWEBグループワークに臨んで、高評価で選考を突破しましょう。

WEBグループワークで
高評価を得るために

頻出テーマと、
高評価が得られる事前準備

頻出テーマ

  1. 当社がコロナ禍で、利益を増やせるビジネスモデルは
  2. コロナ禍で業績を伸ばす企業の条件は
  3. コロナ時代に活躍する社員の条件は
  4. リモートワーク(テレワーク)で重要なことは何か
  5. 当社が世界で成功するために必要なことは何か
  6. 日本企業の海外進出において大切なことは何か
  7. 理想の採用試験を考える
  8. AIを活用した当社の新しいビジネスを考える

事前準備

  • ビジネス誌、ビジネス書、新聞などで関連記事を読んでおく
  • それらの記事やデータをパソコンに保存しておく

グループワークの場合、パソコンに保存したデータを参照したり、
WEB会議アプリの「画面共有機能(資料提示機能)」を使って発言の根拠として示すこともできるよ。
意見の説得力が増してグループでの存在感も高まるため、採用担当者からの高評価につながるよ!

WEBグループワークで
評価を高める秘訣

以下のことを心掛けると評価を高めることができます。

外見面

  1. 話す時も笑顔、他者の発言を聞く時も笑顔
  2. 大きな声でハキハキ話す
  3. 姿勢を良くする。最後まで維持する
  4. 他者の発言を聞く時は、適宜うなずく

内容面

  1. 司会、書記、タイムキーパーなどの役割を担い、発言と役割の2つで貢献する
  2. 意見を述べる時は、客観的な事実や具体例、データを根拠とする
  3. WEB会議アプリの画面共有機能(資料提示機能)を使って、意見の根拠となる情報を示す
  4. 【司会】を担当する場合は、与えられたテーマの結論を時間内に出すことが重要。そのために段取りを組み、参加者に役割を与えたり、やるべきことを指示する
  5. 【書記】を担当する場合は、自分のパソコン上で、WordやGoogleドキュメントにまとめ、画面共有機能を使って参加者に適宜示し、議論の進行に役立てる
  6. 【タイムキーパー】を担当する場合は、自分のパソコン上で、WordやGoogleドキュメントにタイムテーブル書き、やるべきことを見える化。そして、画面共有機能を使って参加者に伝え、議論の時間配分を適宜修正する
WEBグループワークの最悪NG(不合格に直結)
  • 他者が発言している時にあくびをしている
    あくびは厳禁
  • 他者が発言している時にスマートフォンをいじっている
    スマートフォンは非通知設定、マナーモードにしておく
  • 他者が発言している時に傾聴姿勢がない
    うなずきながら聞くと良い
  • 他者が発言している時に、それを遮り、自分勝手に話すことを頻繁に行う
    発言の際は、許可を取ると良い

グループワークでは通常、カメラはオンです。採用担当者は、一人ひとりの参加態度をモニタリングしています。みなさんが特に気をつける必要があるのは、他者が発言している時の態度です。自分の発言以外の時には受験者の素の部分が表れていると面接官は感じて、ちょっとした行動にも低評価をつけることが多々あります。充分に気をつけましょう。