みなさん、こんにちは。
松浦です。
ふたつというのは、
この世の中で最上の数。
昨夜読んだ本の中にこんな言葉を見つけて、はっとしました。
ある映画のシーンでキャサリン・ヘップバーンさんが、
古道具屋で買おうとしたグラスがひとつしかないことを知り、
ふと、つぶやいたセリフです。
数は数えれば無限にあります。
けれども、ふたつという数には、すばらしさ、あたたかさ、
このうえないしあわせに満ちている。
ふたつは特別なんです。
きっとヘップバーンさんは、さみしさもあって、
そう思ってつぶやいたのでしょう。
友だち、夫婦、恋人、パートナー、家族など、
ふたつはこんなふうにイメージされて、
ひとつという寂しさを救ってくれるちからを感じて。
けれども、僕はふたつを最上とは思いません。
たしかに、ひとつよりふたつとも言うかもしれません。
僕にとっての最上はひとつです。
ひとつでも生きている。ひとつでもすばらしい。
ひとつでもあたたかい。ひとつでもしあわせ。
ひとつだから、ひとつひとつにありがとうと感謝する。
そういうひとつとしっかり向き合って、
はじめてふたつ、そしてみっつ、よっつがある。
ひとつがなければふたつもないと思うのです。
ひとつを最上にするには、ひとつを受け入れ、
ひとつを生きること。
ふたつもひとつひとつのこと。
ひとつを大切にします。
僕は。
それではまた。
今日もていねいに。