みなさん、こんにちは。
新年を迎え、いかがお過ごしでしょうか。
なにごとも一歩一歩、
一歩を大切に歩んでいきたいと思います。
ちょうど一年前の手帳を開いてみました。
手帳を見返すのは少しどきどきしますね。
自分は何をしていたのか、
何を書いていたのか、何があって、
何が書かれているのか、
そこには嘘はなく、
すべてほんとうのことが記されている。
ほんとうのことと知るというのは、
それが自分のことであっても、
なんだかどきどきするのです。
もちろん、
なにを書いたのか忘れているからです。
いつか僕はなぜ書くのか、と自問し、
「忘れたくないことがあるから」と答えました。
ほんの小さな感動や気づき、
思いや考え、できごと、ふと思い浮かんだ言葉など、
ふわっと消えてしまうようなことだからこそ、
いつかの自分のために書き残しておく。
そう、忘れたくないから。
きっとそれらは、いつかの自分を助けてくれたり、
学びを与えてくれたり、はげましてくれるはず。
あの日の自分が、
今日だけでなく、未来をも支えてくれる。
新年を迎え、いつもの毎日がはじまりました。
今日も忘れたくないことを書く。
それではまた。
今日もていねいに。
松浦弥太郎