みなさん、こんにちは。
松浦です。
僕は物書きとして生きています。
毎日、手帳や日記、メモ帳や紙片に、
ペンを使って書いています。
毎日、何を書いているのか。
「忘れたくないことを書いている」。
ある日、そう聞かれて、
すっとこんな言葉が口から出ました。
そう、僕は忘れたくないことを、
いつかのために記録しているのです。
忘れたくないこと。
感情、考え、気持ち、風景、人、出来事、
おいしさ、笑顔、つらさ、苦しみ、美しさ、
感動、笑い、心地よさ、学びや気づき……。
あたたかさ、感謝など……。
忘れるつもりはないけれど、
忘れてしまったら悲しいから書いておく。
何年か経ったときに読み返すと、
書いておいてよかったと心から思うのです。
だから書く。今日のことを。
忘れたくないことは毎日ありますね。
そう思うと、日々というのは、
なんて素晴らしいのかと思います。
いろいろなことがある。
よいこともそうでないことも。
嬉しいことも悲しいことも。
つらいこともくやしいことも起きる。
けれども、それはすべて認めて受け入れる。
受け入れれば感謝の気持ちが生まれます。
すべて自分にとっての学びになるからです。
学びであるから忘れたくない。
明日の自分のために。
だから、僕は書くのです。
忘れたくないことを忘れないために。
未来のために。
今日もていねいに。
それではまた。
