
こんにちは。
松浦弥太郎です。
夜眠れなくて悩んでいる人。
僕はそのひとりです。
子どもの頃からそうでした。
ぱちんと電気を消すと、
なんだか怖い気持ちになったり、
いろいろと心配なことが頭の中でぐるぐるしたり、
不安な気持ちがむくむくと湧いてきたり。
ですから、朝は早く起きて、
昼はくたくたになるまで働いて、
夜はお風呂でからだをあたためてから、
おおきな枕を抱いてベッドに入ります。
今日はぐっすり眠れるといいなあ。
そうです。
安心して眠れた日くらい嬉しいことはありません。
そんなある日、こうすれば、
よく眠れるということに気づきました。
それは、眠る前に、今日あったことと、
明日の予定を手帳に書くことです。
ああだった、こうだった、
よし、こうしよう、ああしようと書いてみる。
いろんな方の顔を思い浮かべて、
最後に「ありがとうございました」と書いて手帳を閉じます。
そうすると、ああよかった、大丈夫と思い、
不思議と頭の中がからっぽになって、
安らかな気分になって、うとうととしてくるのです。
安心してお眠りなさい。
そんな声がどこかから聞こえてくるのです。
それではまた。
