みなさんこんにちは。
松浦です。
食のおはなしをしましょう。
今、食べているものが、
五年後、十年後の自分の身体を作る、とよく言われます。
もし今日の自分が、とても健やかであれば、
五年前、十年前の自分に感謝し、褒めてあげたいですね。
そう考えると、今日の食事は、今だけの満足だけでなく、
自分の健康という未来を作るのですね。
五年後、十年後の自分の年齢を想像してみましょう。
その時あなたはどんな自分でありたいですか。
そのために、あなたは今日何を食べるのでしょうか。
未来の健康のために。
もうひとつ考えたいことがあります。
「食べるもの」よりも大切なことです。
それは「どうやって食べるのか」ということです。
どんなに身体に良いものを食べるとしても、
不規則な食習慣であったり、よく噛まずに急いで食べたり、
もしくは何かをしながら食べたりしたら、
それはただ空腹を満たすだけの食事でしかなく、
栄養を養うための食事とは言えないでしょう。
規則正しい時間に、適切な量を、
おいしさを見つけて、しっかりと味わうように、
目で楽しみ、香りを感じ、よく噛んで、
食材といういのちをいただくことを思い、
一口ひとくちに感謝し、ゆっくりと食べる。
もしくは、大切な人や家族と、楽しみながら食べる。
せっかくの食事を、いらいらしたり、感謝の無い気持ちで食べても、
ひとつも栄養にはなりません。
さて、今日は「何をどうやって」食べましょうか。
それは、未来の自分を作ってくれる大切なこと。
そして、一日いちにちの営み。
食べ方とは生き方なのです。
僕は毎日、今日の「食」を手帳に記録しています。
それではまた。
今日もていねいに。