
みなさま、こんにちは。
お元気でしょうか。
不安な毎日が続いていますね。
すべて良い方向に向かいますようにお祈りします。
最近よく考えていることがあります。
それは一日をよろこぶということです。
手帳には今日の予定が書かれています。
そんな予定をひとつひとつ終わらせて、
長いようで短い一日に夜がやってくる。
食事や入浴、さまざまな家事を終え、
ほっと息をつくひとときがあり、
そのとき、ため息をつくときもあるけれど、
もう一度、手帳を開いて、
明日の予定がどんな感じなのかを確かめて、
明日もがんばろうと思うのです。
毎日まいにちがこの繰り返しだけど、
ベッドに入って眠ってしまう前に、
僕にはもうひとつすることがあります。
そう、一日をよろこぶ。
今日という一日が、
つらくて悲しかったとしても、
そこに情けない自分がいても、
いつもどおりの一日であっても。
本のページを一枚めくるように、
今日も学びがあったとよろこぶ。
いい日だったか、
そうでなかった日に関係なく、
今日をよろこぶ。心から。
そうやって、
一日を締めくくって眠りたい。
今日をよろこんで目を閉じるのです。
それではまた。
今日もていねいに。
松浦弥太郎
