みなさん、こんにちは。
お元気でしょうか。
木々の緑がきれいな今日、
散歩が気持ちいい季節です。
散歩は毎日の習慣です。
夕食を食べた後、
さあ、散歩に行こう、と、
歩きやすい靴を履いて出かけます。
歩くコースは変わりません。
なるだけ人通りの少ない道を選んで、
だいたい5キロくらいでしょうか、
一時間ほどゆっくり歩きます。
坂を登ったり下ったり、
緑が多い道や、すてきな建物がある住宅街を、
手に何も持たずに、
季節の風景を楽しみながら歩きます。
歩きながら、
家のこと、あの人のこと、嬉しかったこと、
仕事のこと、困ったこと、これからのこと、
そういうことを、
ぼんやりと考えながら歩いていると、
いつしか何も考えずに、
ただ黙々と歩いて、お月さんがきれいだなあ、
星がきれいだなあ、風が気持ちいいなあと、
気楽になって歩いている自分に出会います。
そうやって、いろいろとあった一日を、
歩きながら整理しているのかもしれません。
帰る家が近づいてくると、
ああ、今日も気持ち良かったなあと思うのです。
よかったことだけでなく、すべての出来事に、
今日もありがとうございました、と感謝します。
食後の散歩は身体にもいいらしいです。
そのせいかぐっすりと眠れます。
夜の散歩はいいことづくし。
それではまた。
今日もていねいに。
松浦弥太郎
