みなさん、こんにちは。
季節は梅雨です。大雨に注意ですね。
どうぞお気をつけてお過ごしください。
子どもの頃、
僕は定規で線を引くのが大好きでした。
真っ直ぐできれいな線が引けると、
なんだかすごーく嬉しくて、
ノートや手帳は引いた線でいっぱいでした。
そんなある日、
線を引きながら思いついたのです。
自分で迷路を書いてみようと。
すぐに迷路作りに夢中になりました。
そういえば、クイズにしてもパズルにしても、
解くよりも、自分で作るほうが好きだった。
定規を使って、まずは四角を書いて、
入り口と出口を作り、
それから四角の中に線を細かく引いて、
迷路を作っていきます。
何通りの正しい道筋を作るのか。
それが迷路作りのむつかしさであり楽しさです。
線を引く前にいくつもの道筋をイメージして、
定規を縦にしたり横にしたりしながら、
ていねいに線を引いていきます。
迷路遊びは、鉛筆で道筋を辿っていきます。
うっかり逆戻りをしたら失敗です。
逆戻りせずに出口まで行けたら成功。
一度成功したら、別の道筋もチャレンジです。
今日はそんな幼い頃を思い出して、
手帳に迷路を書いてみました。
かんたんすぎる迷路ですが、
久々に定規で線を引くのは楽しかった。
次はむつかしい迷路を作ってみよう。
頭の体操におすすめです。
さて。
その日は珍しく、
母がカレーライスを食べたいと言うので作りました。
具材はたまねぎと人参と豚肉です。
茹でたじゃがいも、ブロッコリー、たまごを添えました。
お蕎麦屋さんの昔ながらのカレーという、
ホルトハウス房子さんのレシピです。
カレーはおいしいね。うん、おいしいね。
僕も母も残さずに食べました。
しあわせでした。
それではまた。
今日もていねいに。
松浦弥太郎
