
娘たちがまだ小さかった頃、電車に乗るのも、スーパーで買い物するのも大変で、
娘はすぐ泣くし、やっとレジの順番が来たと思ったら「トイレに行きたい」と言われて、
思うように物事は進まないし、周りの目は気になるしで、
今となっては笑い話ですが、当時はもう泣きたくなることもたくさんありました。
周りの人に「うるさいなー、早く泣き止ませてよ」と思われているような気がして焦っていたけれど、
きっと「頑張ってるなー」って思ってくださっていたんだと、今から記憶を上書きすることにします。
だってたしかに、「頑張って何が悪いの」ですよね。
あの頃、誰かに言ってほしかった言葉かもしれません。
今頑張っているみなさんに届きますように。
最近あまり電車で泣いている赤ちゃんを見かけないような気がします。
たぶん泣いているけど、気付いていないか気にならないんでしょうね。
本人が思うほど、周りは気にしていないってこともよくあります。
さて、今週も楽しく過ごしましょう。

高橋書店 広告・広報部