日記事業部

書店シェア1位の誇りと責任

日記事業部 編集部門
2017年度入社
横田 安希

  • こだわり抜いて作り上げる

    入社1年目から日記事業部で手帳などの企画・編集を行っています。高橋書店では珍しいのですが初年度から販売部以外に配属され、右も左もわからずに教わったことを覚えるだけで必死でした。販売の現場は、お客様の生の声や書店の店員さんとの話などから多くを学べる場所です。販売経験の無い私は自ら販売部の人に聞きにいったり、周りの人に助けてもらったりして、知識の足りなさを何とかカバーしていきました。
    2年目では、「torinco(トリンコ)」という新シリーズの立ち上げに携わることになりました。高橋の手帳に馴染みの薄い女性の若年層がターゲットのため、私を含む若手社員が多くメンバーに選ばれたのです。初めて経験することも多く、苦い思い出もありますが、自分と同年代の女性にどうしたら手に取っていただけるのかを常に考えるようにしました。チームで掲げたイメージ戦略「手に取りやすく、色を選ぶ楽しさ」を実感できるようリサーチと試行錯誤を重ね、カバーの色はただきれいなだけでなく、店頭に並んだ際のことも考えて選びました。中身もマス目の色の変更やしおりひも(スピン)の色、使いやすさを追求したインデックスの採用等、印刷所の方やデザイナーの方と細部に至るまで何度も打ち合わせをし、こだわり抜いた商品を形にできました。

  • 大切なのは謙虚さを忘れないこと

    仕事のうえで大事にしているのは謙虚さを忘れないことです。特に新シリーズの制作では、現場の人と何度も何度も相談して形にしていくことを経験し、改めて商品づくりには多くの方の力が必要だと痛感しました。そして、自由に商品づくりができる環境に感謝するようになりました。手帳はユーザーの生活に寄り添う商品です。本当に良い商品が何なのか、自分の感性だけに頼らず様々な意見を聞き、俯瞰的に考えることを大切にしています。
    私はもともとマスコミ媒体の仕事に興味があり、大学では映像政策論(ジャーナリズム論)を学んでいたのですが、そのとき教わった「学びたいなら学校の中ではなく外に出ていくことが重要」という考え方が今の仕事に活きていると感じています。

  • 変化の中で変わらないもの

    日記事業部の一員として時代の変化の流れやスピードに正直焦りは感じています。しかし悲観はしていません。デジタルツールも紙の手帳もそれぞれの良さがあり、様々な選択肢があって良い。手帳には手書きの良さや紙のぬくもり、細部までこだわり抜いた使いやすさやが詰まっています。私たちは高橋書店の企業理念「お客様にときめき・発見・夢を与える」ことを軸とし、お客様の声を大切に商品づくりをしています。そして書店シェア1位の誇りと責任を背負って「日々の生活に寄り添う」「未来に残す」手帳をこれからもつくり続けていきたいと考えています。

1冊の手帳ができるまで

  • ①市場調査

    お客様からの手紙やアンケートはがきのご意見、売上や客層データ、各種メディアの情報などから、どんな商品が求められているかを探ります。

  • ②新刊企画案・既刊改善案検討

    より多くのユーザーの方に受け入れられる商品にするため、全社員から案を募り、新年版の新刊や改善の方針をまとめます。

  • ③打ち合わせ

    定めた方針をもとにデザイナーとの打ち合わせを重ね、商品1点ごとに具体的にどのようなデザインにし、どんな試作を出すかを検討します。

  • ④試作

    本文レイアウトのテスト印刷やカバーの試作を重ね、意図した仕上がりに最も近い試作に絞ります。

  • ⑤校正

    試作で決まった本文レイアウトをもとに、新年版の暦に更新した本文の校正を行います。間違いのないよう入念に確認します。

  • ⑥生産

    カバーに使用する生地の生産や加工、本文用紙の生産や印刷、製本など、各工程の生産管理を行います。

  • ⑦完成

    でき上がった見本を全部員で確認します。編集部と生産管理部 が一丸となり、ようやくここまでたどり着くことができます。

日記事業部 1日の仕事の流れ

  • 9:00 出社

    メールチェックで1日の動きを確認してから業務へ入ります。

  • 10:00~12:30 校正

    手帳やカレンダーの掲載内容に誤りがないかなどをデータベースもとに情報をチェックする「校正」という作業を行います。仕事にメリハリをつけるため、お昼前までに終えるよう意識しています。

  • 12:30~13:30 昼休憩

    同僚と一緒にランチへ。サンシャインシティ内にあるビビンバ、オムライス、海鮮丼などのお店がお気に入りです。デスクへ戻ったら午後の仕事再開の前にコーヒーで気合を入れ直します。

  • 13:30~18:00 入稿、ミーティングなど

    日によって仕事内容は変わりますが、校正したデータを納品する入稿作業や、チームごとに行われるミーティングに参加しています。基本的に同じ業務を1日中やるのではなく複数同時進行でこなしています。

  • 18:00 退勤

    退勤後は動画・映画鑑賞などでリラックスし、1日疲れた体をしっかり休めるようにしています。

日記事業部Q&A

  • Q.部署の特徴を教えてください。

    A.年間500点以上の商品を3つの編集チームと生産管理チームで製作しています。商品の性質上、1つのミスも許されないため、特にチーム間の連携が多い部署です。

  • Q.部署の雰囲気について教えてください。

    A.皆で協力しあいながら進行するため、和気あいあいとした雰囲気です。仕事の忙しい山場も、終わった時の達成感も皆で共有できるので、部署の一体感が強いです。

  • Q.具体的な仕事内容を教えてください(編集部門)

    A.時期や日によって様々ですが、編集メインの時期は外部のデザイナーとの打ち合わせや大量の校正作業を手分けして行います。入稿後は色校正のチェックや印刷所へ出向いて品質のチェックも行います。

  • Q.どんな人が向いていると思いますか?

    A.何でもいいので自分の中に自信のあるものを持っている人。厳しい場面でも自分の可能性を信じられる前向きな人。個性豊かな人。