第22回手帳大賞に
たくさんのご応募ありがとうございました。
「名言大賞」に20,018作品、「商品企画大賞」に1,771作品、
合計21,789作品のご応募の中から、
審査員をみごとにうならせた受賞作品を発表いたします。

名言・格言部門

大 賞

明日また友達になる

福島詩乃 ふくしま しの 40歳 専業主婦

【 発言者 】

9歳の娘

【 背景 】

学校でけんかをして「一生遊ばない」と言い合った同級生と、明日はまたお友達になるそうです。

【 大賞寸評 】

人付き合いで、いろいろギクシャクすることもあるけど、そんなときに、明日どう生きるかを考えるのはなかなかできないことです。「また」がついていることで、友達というのは一度仲が悪くなっても何度でもまた仲良くなれるといった、再生できる未来を感じさせてくれました。子供のピュアな気持ちが素直に表現された、大人になってもそうありたいと感じさせてくれる作品です。

大賞作品が映像化されました。

♪絢香/「365」

各 部 門 賞

恋愛部門

誰かの手帳に自分の誕生日がメモされているのは、幸せなことだね。

徳永泰知 とくなが たいち 23歳 会社員

【 発言者 】

彼女

【 背景 】

新しく買った手帳に、彼女の誕生日をメモしたときに言われました。
自分は何人の手帳に誕生日をメモしてもらってるんだろうと考えてしまいました。

【 作品寸評 】

“誕生日をメモしてくれている”ということはなんでもない行為だけれど、自分が生まれたことを祝福してくれているという、その奥にある意味の深さがうまく書かれています。単純に覚えてくれているのとはまた違って、メモしてくれているというところに特別感や愛情を感じます。恋人だけでなく、家族、友達など、自分の誕生日が何人の人にメモされているかな、そんなふうに考えられるのはとても素敵なことですね。


仕事部門

人を叱る時は、ラブレターを書くようにね

布施幸男 ふせ ゆきお 55歳 会社役員

【 発言者 】

担当の先生

【 背景 】

ずいぶん昔、教育実習に母校を訪ねた時に、生徒への叱り方を担当の先生より教えていただいた言葉です。
相手を思い最良の言葉を投げかける極意です。

【 作品寸評 】

怒りを1回鎮めて相手に伝えるということが分かりやすく表現されており、言葉の裏にある愛情も感じ取れました。仕事は人間関係が中心だけれど、人間関係って一番悩むところ。その中で、この言葉を思い出すと、とてもホッとします。


家庭部門

「パパ、おヒゲある?」

三木克彦 みき かつひこ 43歳 自営業

【 発言者 】

長女(5歳)

【 背景 】

ある朝、僕の寝ているベッドに来た娘が言った一言です。「なぜ?」と尋ねると、「朝、おヒゲがあるときはパパお休みだもん」と娘は笑いながら言いました。
僕は思い切り抱きしめました。子供はよく見ているものですね。

【 作品寸評 】

ヒゲがあると休みで遊んでもらえる、小さい子ならではの独特の視点がとてもユニークで可愛らしいです。この一言に表れる家族の物語、小さい子とお父さんの心の交流が見えました。忙しいパパからすると、この言葉は本当に嬉しいでしょうね。子供は大人が見ていないところを見ていて、小さい子なりに感じていることがあるのだと気付かされました。

優 秀 賞

一緒に転んであげる。

木村武雄 きむら たけお 65歳 無職

【 発言者 】

幼い姉

【 背景 】

スケート場で、見知らぬ幼い姉弟のお姉ちゃんの言葉。二人はしっかり手をつないでいました。

【 優秀賞寸評 】

大人になると人に対する関心がどうしても薄くなってしまいがちですが、子供同士の言葉、姉弟の優しさで自分もこういうことを言ってあげられるのかな、言える自分でありたいなと立ち返る思いです。一緒に遊んであげるとか、教えてあげるとかではなく、ネガティブなことを一緒にしてあげるという言葉に、人生で一緒につらい思いをしてあげられる覚悟があるよ、そんなふうに感じ取れました。


洗濯物も色気をもってたたみなさい

嵐理恵 あらし りえ 37歳 専門職

【 発言者 】

祖母

【 背景 】

嫁いだばかりの頃、祖母に言われた一言。実家で祖母が洗濯物をたたみ始めたため、何気なく手伝ったところ、「そんなたたみ方をして。洗濯物も色気をもってたたみなさい」とアドバイスされました。
祖母が洗濯物一つにも思いを込めてたたんでいたことに気づかされました。きちんときれいに、身につける前に品良くたたむことを祖母から教わりました。
今も祖母は元気です。私も主婦歴15年。洗濯の度に祖母の一言を思い出しています。

【 優秀賞寸評 】

自分の姿を客観的にみて、人間としての魅力がにじみ出るよう行動しなさい、という意味を「きちんと」ではなく「色気をもって」という言葉を使うところにセンスの良さを感じます。どんなことでも単なる作業としないで、感謝を込めなさい、美しくしなさい、という深い教えはとても普遍的で、現代でもこのような考えをもって生きていきたいと考えさせられました。

商品企画大賞

優 秀 賞

女子中高生対象・予定をたてたくなる
ワクワク手帳

赤間千爽 あかま ちさや 17歳 高校生

【 企画概要・背景 】

私は、女子中高生というのは手帳を初めて使い始める年頃ではないかと考えています。
そんな初めて使う手帳は書くことすら楽しめるような手帳を使いたいなと思いました。自分が使っている手帳に「こんなのがあったらな…」というものをつめこみました。特に気に入っている項目は、特別な日の予定にメイク、アクセサリー、服装などがメモできる項目です。女子中高生は毎日青春キラキラな日々を送っています。そんな日々を残すことなく記録して記憶してほしいです。

【 優秀賞寸評 】

授業やテスト・部活動などの予定だけでなく、テレビ・コスメ・イベントを記入する欄や「特別な日のための計画・予定」を書き込むページなど、楽しく充実した毎日を記録できる工夫が随所にちりばめられています。女子高生ならではの視点で組み立てられた「同世代の女子中高生の青春の輝きを残せるように」という想いが伝わってくる、今までの学生手帳にはない「ワクワク」を感じました。


カレンダーを超える予定に。
スケジュール帳「MANAGER(マネージャー)」

濱中望美 はまなか のぞみ 22歳 フリーター

【 企画概要・背景 】

MANAGERは、通常のマンスリー、1ページ7日分のフリーウィークリー、企画や予定ごとのレジュメページが収録されたスケジュール手帳です。隔週の予定や不定期開催の企画会議、月をまたぐけれど続けて一緒に書き留めておきたい予定と言った「カレンダーの枠を超えて続く」スケジュールをマネージャーのようにまとめることができます。月単位・週単位の予定は通常マンスリーで把握、それぞれの詳細はフリーウィークリーに。
曜日の項目までフリーにすることで、予定の特徴にシフトしたページづくりを可能にします。マンスリー・ウィークリーが収録された手帳を使っていると、マンスリーだけでは細かい内容を書ききれず、予定にムラのあるときはウィークリーのページが使わない分だけ無駄に余る。そんな普段自分が感じている悩みを解消しつつ、様々な案件に合う予定表のような機能をあわせ持った手帳を作れたらという気持ちから企画しました。

【 優秀賞寸評 】

日付入りのマンスリーにあえて日付を入れないウィークリーを組み合わせることで、書きたいことを自由に書けるようにした手帳です。ページの増減ができない綴じ手帳でありながら、使う人が使い方をカスタマイズすることができます。ビジネスパーソンに限らず、学生から年配の方まで、目的に応じた使い方ができる手帳です。

過去の企画賞から生まれた商品を見る

審査員プロフィール

絢香さん(シンガーソングライター)

2006年2月1日「I believe」でデビュー。 ファーストアルバム「First Message」は出荷枚数140万枚を超え、2009年にリリースしたベストアルバム「ayaka’s History 2006-2009」でもミリオンを記録。2年間の活動休止を経て2012年2月1日に復帰アルバム「The beginning」をリリース。 2014年、NHK朝の連続テレビ小説「花子とアン」の主題歌「にじいろ」をリリースし、現在総ダウンロード数100万を突破!ロングヒットを記録中。2016年2月1日にはデビュー10周年を迎え、これまでの絢香を完全網羅できる究極のベストアルバム「THIS IS ME〜絢香 10th anniversary BEST〜」を7月にリリース。そのベストアルバムをひっさげ、開催した全国アリーナツアーを実施。10周年を経て、ライブツアーも勢力的に活動しながら、絢香&三浦大知コラボレーションソング「ハートアップ」や絢香“初”となる卒業ソング「サクラ」のリリース。現在では会場以外でも手にしたいという要望が多数集まり配信もスタートし、大きな反響を呼んでいる。また、今秋3年半ぶりのオリジナルアルバムのリリースとそれを引っさげた全国ツアーが決定している。

松浦弥太郎さん(エッセイスト)

1965年東京生まれ。エッセイスト、編集者。十代で渡米。アメリカ書店文化に触れ、エムアンドカンパニーブックセラーズをスタート。2003年、セレクトブック書店「COWBOOKS」を中目黒にオープン。2005年から『暮しの手帖』の編集長を務め、その後、ウェブメディア「くらしのきほん」を立ち上げる。現在は(株)おいしい健康・共同CEOに就任。ユニクロとの協働サイト「LifeWear Story 100」の責任編集を手掛ける。タイガー魔法瓶「GRAND X クラブ」のクリエイティブディレクションを務める。

東直子さん(歌人・作家)

歌人、作家。1996年、「草かんむりの訪問者」で第7回歌壇賞受賞。2006年、『長崎くんの指』で小説デビュー。2016年、『いとの森の家』で第31回坪田譲治文学賞受賞。歌集『東直子集』『十階』、小説『とりつくしま』『晴れ女の耳』、評論集『短歌の不思議』、エッセー集『七つ空、二つ水』、絵本『ふるふるフルーツ』など著書多数。