優 秀 賞
中高生の学校生活をよりよいものにさせることをねらいとした手帳。
●月ごとのページ
毎月の目標を、勉強・学校・そのほかのことに分けて記入できる。
さらに、月ごとに気持ちが明るくなる名言をのせ、モチベーションを高く保てるようにした。
カレンダーは予定を書き込める広めのスペースにした。
●週ごとのページ
時間割、ToDoリスト、勉強時間、その日の満足度を書くスペースで構成。
勉強時間と満足度を毎日点で記録し、それを次の日の点と結んでいくと折れ線グラフになり、視覚的に自分の状況が確認できるようした。
●定期テストの記録、Wish List、読書ログ
生活をより豊かにするものを、一冊の手帳の中だけで実現できるようにした。
Wish Listにやりたいことを書くことで、希望を持てない時代、不安が多い時代でもモチベーションをあげることができる。
この手帳は全体的に書き方の自由度は低いが、低いからこそ手帳の書き方が安定しやすく管理しやすいものとなり、途中でサボってやめることなく続けることができると思う。
現役の中高生が考えた、中高生のための手帳です。日々の勉強時間や満足度をグラフ化できるなど、学校生活をより充実したものにするための工夫が随所に見られその完成度の高さには、審査員一同、驚かされました。ユーザーの視点に立つことの大切さに、あらためて気づかされる思いです。
優 秀 賞
「ダメなどんぐり」とはダメな自分自身のことです(「どんぐり」はニックネーム)。とにかく自分の行動を「見える化」することを重視しました。
マンスリーページでは1カ月ごとに設定した目標に向けてのデイリーチェックや、その日の自分がどうだったかを「○/×/△」で記入したり、その日の勉強時間や使ったお金の合計を記入できたりします。
ウィークリーページでは、左ページに1週間のデイリープラン(ToDo)を、右ページにグリッド+タイム目盛りがあり、1週間分の自分を一目で確認することができます。
1日1ページのスタディプランナーの要素と、レフト式と日記形式をすべて組み合わせました。
週間レフト式の右ページにグリッドとタイム目盛りを組み込んだアイデアが秀逸。記入例にあるマーカーを利用した時間管理も実用的で、細かいところまで随所に工夫が施された作品でした。
日別月別ではなく、最初から項目別に記入していく家計簿です。
1カ月分の集計をするときは、各項目のページの該当月分の支出額の小計を出し、その後それらの小計を足していけば、その月の支出総額がわかります。
また、交際費や医療費など、あとで確かめたい項目があったとき、日ごとや月ごとに探さなくてもその項目のページを見ていくだけで1年分の消費額や内容が一目で把握できます。医療費控除の確定申告などの折に大変便利です。
実際に手作りして使用していたというだけあって、とても説得力があります。費目(項目)分けに特化した記入形式は、集計や検索もしやすく、実際に使う人の目線で作られた、完成度の高い作品でした。
※受賞者の年齢は応募時のものです。