50歳からの婦人科 こころとからだのセルフケア

価格
1485(税込)
著者名
松峯寿美(監修)
ページ数
128
判型
A5
ISBN
978-4-471-40851-0

女性専門外来の第一人者による、いつまでも若々しく健やかに生きるための知識とセルフケア

女性の50代は人生の後半戦の生き方を見直し、からだを点検する分岐点。50歳を境に、女性ホルモンのバランスが大きく変化し、さまざまな不調を感じやすくなります。女性ホルモンは、女性のからだのつくり・機能はもちろん、筋肉や骨、粘膜などあらゆるものに関わって、健全なこころとからだを維持してくれていたお守りのような存在。一生涯で、たったスプーン1杯ぶんといわれていますが、それが減少し、なくなるのが更年期です。大切なのは、正しく知る(エビデンスに基づいた、確かな知識)、前向きにつき合う(セルフケア)こと。こころもからだもすこやかに保つ、若々しくいきいきと生きる秘訣がこの一冊に。

正しくわかる、女性のからだのメカニズム

エビデンスがある正しい知識は大きな味方。体がこう変化したからこうなるのね! と安心したり、納得したり。心の負担が減れば、余裕が生まれるもの。女性専門外来の草分けのドクターによる確かな知識を届けます。

ラクに続けられるセルフケア

この世代に大切なのは、骨盤底筋そして膣、骨。中でも、骨盤底筋のトレーニングは要です。トレーニングと言っても、胸式呼吸で、デリケートゾーンの開口部を意識してキュッキュと締めるだけ。今すぐ取り入れられる、かんたんで効果的な方法をやわらかなイラストと共に紹介しています。

ハッピーに過ごすための、コンディショニングもたくさん

変化するこころとからだにきちんと向かいあって、快適に過ごす為のこころのあり方、いくつなってもイキイキ美しくあるための全身のお手入れ方法もお伝えします。婦人科の病気のこと、ホルモン補充療法も。

目次

1章 女性ホルモンの役割
2章 骨盤底筋のトレーニング
3章 こころとからだのセルフケア
4章 骨のエイジングにご注意!
5章 かけがえのないからだ

著者紹介

松峯寿美 (監修)

医学博士。日本産婦人科化学会専門医。
1970年 東京女子医科大学卒業。卒業後は東京女子医科大学に10年間勤務し、講師として医学部・看護学部の教育指導に当たる。東京女子医科大学病院に”不妊外来”を創設。とくに不妊治療、思春期医療に力を注ぐ。ガン研究会病院勤務を経て、1980年、東京・木場に東峯婦人クリニックを開業し、院長に就任。女性専門外来の先駆けとなる。現・同クリニック名誉院長。妊娠・出産・更年期・老年期まで、婦人科系QOL(生活の質)を保つ医療を実践。骨盤底筋トラブルの治療や子宮脱を改善する経膣手術も行い、女性の健康管理を見守り、サポートし続けている。
「女性の一生を支える存在でありたい、こころもからだも美しくいきいきと過ごせる人生であるように」との思いで診療を行っている。
2018年1月に発足した「日本産前産後ケア・子育て支援学会」第1回大会長を務める。

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編集部よりひとこと

編集者の想い

50歳はこころとからだのターニングポイント。変化にとどまったり、年を重ねるごとに不調の数が増えたり。中でもデリケートゾーンの悩みは、相談するのが恥ずかしい、婦人科は敷居が高い、と悩む方が多いのではないでしょうか。尿漏れにも関係する骨盤底筋の変化・かんたんトレーニング、膣まわりのトラブルとケア、骨のエイジング対策、全身のビューティーケア、こころの持ち方など、自身をいたわりケアする方法を、読み物とイラストでやさしく紹介しています。50歳からはもちろん40代の方も知って欲しいことばかり。
悩んでいるのはあなただけではありません!一生若々しくいきいきと過ごせるよう、からだの見なおしと立てなおしをはじめませんか?

50歳からの婦人科 こころとからだのセルフケア

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