60歳からはじめる、こころとからだのメンテナンス

60歳からのセックスクリニック 婦人科医がつたえる、こころとからだのアドバイス

価格
1540(税込)
著者名
松峯寿美(著者)
ページ数
128
判型
A5
ISBN
978-4-471-40853-4

人生のターニングポイント〝60歳〟からはじめる、こころとからだのメンテナンス

閉経が訪れ女性ホルモンなきあと、平均寿命をまっとうするまで約30年もの年月があります。
年齢を重ねても女は一生女。自身のセクシャリティと向き合い、前向きに人生を生きることで幸せに。

60歳以降の、からだのQOLを保つケア・メンテナンス法、生殖期を終えた「性」とのつき合い方、

「こころ」のととのえ方・考え方をやさしく紹介します。婦人科外来の第一人者であり、

女性の一生をトータルに支えてきた松峯寿美先生だからこそ語れる「生」と「性」。

著者が45年に渡りさまざまな患者さんに接する中で蓄積してきた、

いきいきと生きていくための、診察室からのメッセージ。

女性ホルモンを失ってから、からだのためにできること

女性ホルモンが出なくても、別のホルモン(骨から出るオステオカルシン、筋肉から出るホルモンのような物質マイオカイン)、なんと(!)男性ホルモンを味方につければ若さとすこやかさをキープできます。運動、考え方、ヘアメイクまで、1st ステップとしてのQOLメンテナンス法をひも解きます。

セクシャリティは自分のからだと向きあうこと

体の中でも女性を体現している「腟まわり」。閉経を前向きにとらえ、腟まわりのトラブルとケアについて、女性性との向き合い方について、ケーススタディも交えながらやさしく解説。マスターベーション、セックスとスキンシップについて、など、ふだん尋ねにくい事に関しても紹介します。

女性のからだの専門家×植物療法士によるセックス談義

松峯寿美先生×森田敦子先生の、セクシャリティ談義にも注目です。45年にわたり診察を通じて、女性の人生をみつめてきた松峯先生と、植物療法の第一人者として活躍する森田敦子さんが語る、性のこと、腟まわりのこと。女盛りをいつ迎えるかは、ケア次第。前向きな気持ちになれる、二人のことばに注目です。

目次

目次

はじめに

第1章 閉経後に老け込まない人の秘訣は? 「一生魅力的でいられる人、いられない人」

第2章 女性ホルモンがなくても魅力をキープ! 「60歳からの若さは脳と骨と筋肉で作る」

第3章 うるおいのある体は腸から作られる! 「積極的にとりたい、若さを保つ食材」

第4章 生涯〝女性〟でいるために「セックスと向き合ってみる」

第5章 こんな症状があったら病院へ「閉経後にかかりやすい病気」

おわりに

索引

著者紹介

松峯寿美 (著者)

医学博士。日本産婦人科化学会専門医。
1970年 東京女子医科大学卒業。卒業後は東京女子医科大学に10年間勤務し、講師として医学部・看護学部の教育指導に当たる。東京女子医科大学病院に”不妊外来”を創設。とくに不妊治療、思春期医療に力を注ぐ。ガン研究会病院勤務を経て、1980年、東京・木場に東峯婦人クリニックを開業し、院長に就任。女性専門外来の先駆けとなる。現・同クリニック名誉院長。妊娠・出産・更年期・老年期まで、婦人科系QOL(生活の質)を保つ医療を実践。骨盤底筋トラブルの治療や子宮脱を改善する経膣手術も行い、女性の健康管理を見守り、サポートし続けている。
「女性の一生を支える存在でありたい、こころもからだも美しくいきいきと過ごせる人生であるように」との思いで診療を行っている。
2018年1月に発足した「日本産前産後ケア・子育て支援学会」第1回大会長を務める。

松峯寿美の他の書籍

編集部よりひとこと

わたしを慈しむこと=(イコール)ハッピーな人生を育むこと

女性のからだは、閉経後女性ホルモンを失い、大きく変化します。
60歳を人生のターニングポイントととらえ、こころとからだのケア&
メンテナンス法を松峯先生にやさしくひも解いていただきました。
生殖期を終えたセックスのこと、パートナーとの関係の築き方、
排泄のQOLに直結する、膣や外陰部のケアについても紹介。
腟まわりのこと、セクシャリティのこと・・・・・・
著者と植物療法士・森田敦子先生との対談も収録しました。
年齢を重ねることが楽しくなるヒントが詰まった1冊。
すこやかで幸せなあなたでいるために、できることからはじめてみませんか。

60歳からのセックスクリニック 婦人科医がつたえる、こころとからだのアドバイス

1540(税込)